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Channel: 反世界
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土肥昭夫

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片山公園のベンチに座り、土肥昭夫の著書を読んでいた。
近代以降の日本のキリスト教世界と天皇制について述べている。

なぜ、どのようにしてキリスト教世界が、天皇制国家に取り込まれたのかを具体例をあげながら批判していっている。

[悩めるもの、幸い]でも批判したが、結局キリスト教世界は、組織温存の組織エゴのため、条件取引してしまっている。
[信仰]も、中身のない空っぽということだ。クリスチャンの多くは、自分で気づかない。


迫害を受けた側の人々を見落とさず、彼らにむけるまなざしと、いい気になって国家権力の加害者側にたつものへの怒りの土肥の言葉に、静かな感動と共感を覚えた。
しかし、自分もまた時代に流され、ふらふら自己防衛のため、
加害者側にたつのではないだろうか。

まだまだ不安を抱えているようでは、人として一人前ではないだろう。
しかし、俺は天皇制を打破し、国家を打破し、時代を打破し、すべてを打破していくのだ。

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